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さて、連載の第6回目です。今回は初のアイドルをということで、2018年のアイドルソングの中でも僕の記憶に残った1曲を。
年間シングルCDランキングでも7位に入った、欅坂46の『アンビバレント』です。
まず欅坂46の曲の魅力は女子的なかわいさではなく、かっこいい女性を打ち出しているところだ。
AKB48や乃木坂46はアイドル然としたアイドルであるが、欅坂46は違う。
アイドルに熱狂する文化や時代が今や普遍的なものとなり、それに“抵抗するアイドル”として生まれたのだ。
一見矛盾しているようなこのロック感が、欅坂46の新しさだ。
『アンビバレント』はメロディーのキーが低い。高いかわいい声ではなく、低いキーで力強く歌われている。
アイドルといえば高いキーなわけだが、欅坂46の曲は男性でも歌える。
アイドルソングのサビの最後は上がって終わるのが定番だが、『アンビバレント』は一番低い音でサビが終わる(例えば「だけど一人じゃ生きられない」の「い」の部分)。
これによって本当に救いがなく「生きられない」と強く頭に残る。この後味の悪さが欅坂46の魅力だ。
なぜか頭に残ってしまうのだ。ここでいう頭に残るは、サビがキャッチーで1回で覚えられるという意味での“残る”ではない。
何か普通とは違う、得体の知れないものに対する僕らの抗体のなさにより、メロディーが頭を侵食することで“残った”のだ。
この良い意味での後味の悪さを体現しているのがセンターの平手友梨奈さんであり、彼女の危うい存在感こそが曲の魅力につながっている。
僕はどうしても彼女を山口百恵さんに重ねてしまう。
この圧倒的な存在感。
若者が憧れるカリスマ感。
僕が10代だったら目が覚めるような体験だったかもしれない。
アンビバレントは「相反する感情を同時に抱く」という意味だが、アイドルなのにアイドルではない欅坂46自身を歌っている曲名だ。
このあたりのシンクロ感は秋元さんさすがだなぁと思う。
今や音楽を売るためには、ただ良い曲を作ればいいという時代ではない。いかにバズを生み出せるか。これに尽きる。
これを聴いていないとマズイんじゃないかと思わせたものが勝ちなのだ。
欅坂46は丁寧にバズの地盤をテレビ番組で固め、AKB48グループという秋元さん自らが生み出したものに対するライバルとして世に出た。
自分で抵抗勢力を生み出した例ってほとんどない気がしていて、秋元さんのすごさはその一見矛盾するようなことを平気でやってのけるところだ。
曲に話を戻すが、この連載で毎回書いている「畳み掛けの法則」(※)は『アンビバレント』にも使われている。
冒頭から「Ambivalent about」のリフレイン、すぐさまサビが始まり、ラップ調のAメロに変わる。
そしてBメロで高揚感のあるメロディーに変わり、またすぐサビに切り替わる。
間奏もなくAメロラップが繰り返され、2番サビへ。
サビ後にはみんなで歌う合唱パートが現れ、そのあとギターソロが来て「間奏か?」と思わせるが、ギターソロの裏で1、2番のサビ後半で繰り返されていた「Blah blah」の部分が出てきて、息つく暇も与えないのだ。
そこからCメロになだれ込むのだが、この曲の一番良い部分はこのCメロ。
「願望は二律背反/押し付けの理性なんて信じない」という一番ロックでレジスタンス的な歌詞と複雑なメロディーが、リスナーを一瞬別の世界に追いやるのだ。
ここが一番グッとくる。そう思っているとサビが現れて一気に最後まで駆け抜ける。気がつくと決して短くはない4分34秒が過ぎているのだ。
曲のスピード感も相まって、畳み掛けの中の畳み掛けと言える。最後の歌詞に「どうすればいいんだ? この夏」とあるが、解決策が見当たらないところがまたリアルだ。
だってどうすればいいかなんて分からないじゃないか。だからこそ胸に響く曲になる。
欅坂46はリアルだ。
※川谷が最近のヒットに共通する特徴の1つだと考える、間髪入れずまくしたてるように歌うことで聴く人を圧倒する曲調のこと
全文
http://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190112-00000001-nikkeisty-musi
欅坂46 『アンビバレント』
https://www.youtube.com/watch?v=aeM6VF2XOn0
平手友梨奈

山口 百恵(やまぐち ももえ、1959年1月17日)、日本の元歌手、元女優。戸籍名:三浦 百惠(みうら ももえ、旧姓:山口)。配偶者は俳優の三浦友和(1980年11月19日結婚)。長男はシンガーソングライター・俳優・歌手の三浦祐太朗。次男は俳優の三浦貴大。

活動時の所属事務所はホリプロ、レコード会社はソニー・ミュージックエンタテインメントに所属。
以下、氏名の表記は特記を除き「百恵」で統一する。
山口 百恵 - Wikipedia
年間シングルCDランキングでも7位に入った、欅坂46の『アンビバレント』です。
まず欅坂46の曲の魅力は女子的なかわいさではなく、かっこいい女性を打ち出しているところだ。
AKB48や乃木坂46はアイドル然としたアイドルであるが、欅坂46は違う。
アイドルに熱狂する文化や時代が今や普遍的なものとなり、それに“抵抗するアイドル”として生まれたのだ。
一見矛盾しているようなこのロック感が、欅坂46の新しさだ。
『アンビバレント』はメロディーのキーが低い。高いかわいい声ではなく、低いキーで力強く歌われている。
アイドルといえば高いキーなわけだが、欅坂46の曲は男性でも歌える。
アイドルソングのサビの最後は上がって終わるのが定番だが、『アンビバレント』は一番低い音でサビが終わる(例えば「だけど一人じゃ生きられない」の「い」の部分)。
これによって本当に救いがなく「生きられない」と強く頭に残る。この後味の悪さが欅坂46の魅力だ。
なぜか頭に残ってしまうのだ。ここでいう頭に残るは、サビがキャッチーで1回で覚えられるという意味での“残る”ではない。
何か普通とは違う、得体の知れないものに対する僕らの抗体のなさにより、メロディーが頭を侵食することで“残った”のだ。
この良い意味での後味の悪さを体現しているのがセンターの平手友梨奈さんであり、彼女の危うい存在感こそが曲の魅力につながっている。
僕はどうしても彼女を山口百恵さんに重ねてしまう。
この圧倒的な存在感。
若者が憧れるカリスマ感。
僕が10代だったら目が覚めるような体験だったかもしれない。
アンビバレントは「相反する感情を同時に抱く」という意味だが、アイドルなのにアイドルではない欅坂46自身を歌っている曲名だ。
このあたりのシンクロ感は秋元さんさすがだなぁと思う。
今や音楽を売るためには、ただ良い曲を作ればいいという時代ではない。いかにバズを生み出せるか。これに尽きる。
これを聴いていないとマズイんじゃないかと思わせたものが勝ちなのだ。
欅坂46は丁寧にバズの地盤をテレビ番組で固め、AKB48グループという秋元さん自らが生み出したものに対するライバルとして世に出た。
自分で抵抗勢力を生み出した例ってほとんどない気がしていて、秋元さんのすごさはその一見矛盾するようなことを平気でやってのけるところだ。
曲に話を戻すが、この連載で毎回書いている「畳み掛けの法則」(※)は『アンビバレント』にも使われている。
冒頭から「Ambivalent about」のリフレイン、すぐさまサビが始まり、ラップ調のAメロに変わる。
そしてBメロで高揚感のあるメロディーに変わり、またすぐサビに切り替わる。
間奏もなくAメロラップが繰り返され、2番サビへ。
サビ後にはみんなで歌う合唱パートが現れ、そのあとギターソロが来て「間奏か?」と思わせるが、ギターソロの裏で1、2番のサビ後半で繰り返されていた「Blah blah」の部分が出てきて、息つく暇も与えないのだ。
そこからCメロになだれ込むのだが、この曲の一番良い部分はこのCメロ。
「願望は二律背反/押し付けの理性なんて信じない」という一番ロックでレジスタンス的な歌詞と複雑なメロディーが、リスナーを一瞬別の世界に追いやるのだ。
ここが一番グッとくる。そう思っているとサビが現れて一気に最後まで駆け抜ける。気がつくと決して短くはない4分34秒が過ぎているのだ。
曲のスピード感も相まって、畳み掛けの中の畳み掛けと言える。最後の歌詞に「どうすればいいんだ? この夏」とあるが、解決策が見当たらないところがまたリアルだ。
だってどうすればいいかなんて分からないじゃないか。だからこそ胸に響く曲になる。
欅坂46はリアルだ。
※川谷が最近のヒットに共通する特徴の1つだと考える、間髪入れずまくしたてるように歌うことで聴く人を圧倒する曲調のこと
全文
http://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190112-00000001-nikkeisty-musi
欅坂46 『アンビバレント』
https://www.youtube.com/watch?v=aeM6VF2XOn0
平手友梨奈

山口 百恵(やまぐち ももえ、1959年1月17日)、日本の元歌手、元女優。戸籍名:三浦 百惠(みうら ももえ、旧姓:山口)。配偶者は俳優の三浦友和(1980年11月19日結婚)。長男はシンガーソングライター・俳優・歌手の三浦祐太朗。次男は俳優の三浦貴大。

活動時の所属事務所はホリプロ、レコード会社はソニー・ミュージックエンタテインメントに所属。
以下、氏名の表記は特記を除き「百恵」で統一する。
山口 百恵 - Wikipedia
2
鳥肌立ったわ
3
エッ?
7
並べる必要あんのか
11
コイツは喋るな
12
お前山口百恵知ってる世代じゃねーだろ
207
>>12
それですよ
まともに見てきたのは50オーバーの人たちだと思う
1980年引退。39年前ですよ
それ考えたら40代後半でも怪しい
あと平手友梨奈を神格化し過ぎ
そんな凄いもの見せてないし、やってない
イメージ戦略の勝利
それですよ
まともに見てきたのは50オーバーの人たちだと思う
1980年引退。39年前ですよ
それ考えたら40代後半でも怪しい
あと平手友梨奈を神格化し過ぎ
そんな凄いもの見せてないし、やってない
イメージ戦略の勝利
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Pickup!
13
山口百恵に失礼すぎる
16
この俺はわかってる感ウザい
17
オーラも感じたことないし、顔もスタイルも並なのになんでこんなもちあげられたの?この子
18
俺にはふて腐れた下膨れにしか見えないけど
19
お前は山口百恵の何を知ってるんだって話
20
要約「やりたい」
21
百恵ちゃんを侮辱するな
22
え?ゲスサン50代なのかな
23
ゲス?あ~昔おったな…まだおったんかい
26
さすがにそれはないだろ
と思ったけど山口百恵もそこまで飛び抜けた美人って
感じではないし似てないこともないか…
って言うのはやっぱり山口百恵に失礼だわな
肝心のカリスマ性が山口百恵に全く及んでないわw
と思ったけど山口百恵もそこまで飛び抜けた美人って
感じではないし似てないこともないか…
って言うのはやっぱり山口百恵に失礼だわな
肝心のカリスマ性が山口百恵に全く及んでないわw
27
うわ…逃げてーー
29
付き合う女全員を不幸にする最強のサゲちん
30
おまえ山口百恵知らんやろ
36
重ねるも何も現役時代を知らんのにどうやって重ねるん?
42
僕はどうしても彼女を与沢翼さんに重ねてしまう
84
>>42
それwww
それwww
48
でも絵音は山口百恵の時代を体験してないよね。年齢的に。
57
歌えないのに?
79
>>57
歌えるよソロ曲みてくればいい
歌えるよソロ曲みてくればいい
86
>>79
歌謡祭ですげえ下手くそだった記憶しかない
歌謡祭ですげえ下手くそだった記憶しかない
60
知ったような事言って…
おまえは表に出るな
おまえは表に出るな
61
リアルタイムを知らないくせに何言ってんのコイツ
63
山口百恵かぁ。さよならの向こう側は名曲。。亀頭みたいな頭が山口百恵さんの名前を口にする事自体、虫唾が走る。。無論、現在のアイドルで山口百恵さんの茶を煎れる資格のある者さえなし
64
山口百恵知らんだろ、こいつ
68
おっさんの俺でも山口百恵はそんな憶えてねえわ
88
山口百恵なんてその程度ってことね
たしかに世間は山口百恵を過大評価しすぎ
たしかに世間は山口百恵を過大評価しすぎ
100
重なる部分なんてないだろ
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最初の頃はシャープで可愛かったよな
透明感すごかった
不協和音から下膨れになった
透明感すごかった
不協和音から下膨れになった
123
山口百恵は過大評価されすぎ
プロデュースがうまかっただけ
平手も近いプロデュースされてはいる
プロデュースがうまかっただけ
平手も近いプロデュースされてはいる
69
山口百恵をリアルタイムでは知らない世代からすると
なぜそこまで評価されてるのかわからないが、だからといって平手なんとかチャンが凄いとも思わない
なぜそこまで評価されてるのかわからないが、だからといって平手なんとかチャンが凄いとも思わない
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コメント
- 11: 2019/01/13 21:00:19
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